石屋さんって、お墓とか石像つくってるんじゃないの?

って・・・。よく言われます。  間違ってはいません。石材(せきざい)業でも、様々な種類があります。

よく言われるお墓専門の石屋さん、石で石像や、モニュメント、石橋など加工をする石屋さんですね。

三上石材は、主に庭石(ていせき)漢字のままですが。庭などに使う石を取り扱ってます。後は、御影石という加工に向いた石。

ご相談に応じてお墓の方もやらせていただいてます。つまり石の何でも屋さんといったところです。

じゃあその石は、どうやって調達するか?ここで、ご説明したいと思います。

庭石(木曽石・美濃石)

①   入札    年に一度の庭石山の入札に参加する。

庭石は、県市区から1年間限定で場所を買い、許可をいただき。採掘します。

② 下準備

庭石山ですが、もちろん自然の中にあるものを採掘するので、重機を使って、作業道を作ります。その際ててくる木々を片付けます。この木々も雑木ですが、薪などに使えるので、欲しい方に売ってます。大事な資源です。

③ 荷卸し

石の選別をしながら、トラックで土場まで、運びます。

巨石~手持ちサイズまで。

この時、アブや蚊が多くて虫除けが欠かせません。

 


④ 土場選別

土場に着いたら、

更に選別をしておきます。

見た目的には、ただの石の山にしかみえないのですが、大体分けてあります。

⑤ 受注

お客さんから受注をいただくと。

受注希望に近い石を選別します。

もちろん、自然石なので同じものは一つとしてありません。それがまた庭などに味を出してくれます。


加工石(主に蛭川御影石)

加工石は、注文に応じてなので、ここでは当社の加工技術を紹介します。


大割り・小割り・割れ肌

注文が入ったら、原石山(御影石の山)で

注文に近いサイズまで、大割り・小割りを

して加工していきます。

自然な割れ方は、ここで実際に割ってます。

木の木目のように、石にも目があります。

よく見極めて割らないと全く違う割れ方をします。

切削(せっさく)

敷石など切削が必要な加工品は、

加工場に運び、大きな刃がついた大口径

でカットしたり更にコーピングで切って、サイズを整えます。

この時、石の形や質によって慎重に切削するので、かなり神経を使います。

 


※この他にも、研磨や表面をザラザラさせる加工などにも対応しております。